中小企業のチームワーク

Microsoft 365 Businessシリーズは、中小企業(上限300ユーザー)向けのクラウド型ビジネスツールです。Business Basic・Business Standard・Business Premium・Apps for Businessの4プランがあり、デスクトップアプリの有無とセキュリティレベルによって選び分けます。個別のOfficeライセンスをパソコンごとに購入・管理していた企業がサブスクリプション型に切り替える際、どのプランが自社の規模や用途に合うかを判断するための比較情報を整理して解説します。

4プランの料金と機能一覧

まず、4プランを年払い月額換算でまとめます。

プラン年払い月額デスクトップアプリTeams / Exchange高度セキュリティ
Apps for Business1,236円ありなしなし
Business Basic899円なしありなし
Business Standard1,874円ありありなし
Business Premium3,298円ありありあり

※全プランにOneDrive 1TB/ユーザーが含まれます。300ユーザーまで対応。

出典:一般法人向け Microsoft 365: プランと機能

各プランの特徴

Apps for Business(1,236円/ユーザー・月(税込1,360円))
Word・Excel・PowerPoint・Outlookなどのデスクトップアプリを1ユーザーあたりデスクトップ・タブレット・モバイル合計15台までインストールできるプランです。Teams・Exchange Online・SharePointは含まないため、メールやビデオ会議ツールは別途用意する必要があります。既存のメール環境をそのまま維持しつつOfficeアプリだけ揃えたい、という組織に向いています。

Business Basic(899円/ユーザー・月(税込989円))
Webアプリ版・モバイル版のみで、デスクトップアプリは含まれません。Teams・Exchange・SharePointを利用でき、クラウドコミュニケーションをフル活用したい組織に向いています。4プランの中で料金が低く、まずMicrosoft 365のクラウドサービスを試したい場合にも選ばれます。

Business Standard(1,874円/ユーザー・月(税込2,061円))
Basicの機能にデスクトップ版Officeアプリが加わった標準的なプランです。Teams・Exchange・SharePointとデスクトップアプリを両方使えるため、テレワークと対面業務を組み合わせた中小企業に幅広く対応します。

Business Premium(3,298円/ユーザー・月(税込3,628円))
Standardの全機能に加え、Entra ID(旧Azure AD)・Intune(デバイス管理)・Microsoft Defender for Business・Purview情報保護が含まれる上位プランです。社給端末の一括管理やサイバー攻撃への対策を強化したい組織向けです。