セキュリティ警告が消えないときの対処法|Windowsでの消し方
突然表示された偽セキュリティ警告が消えない場合は、画面に表示された電話番号へ連絡せず、まずブラウザーを閉じることを試しましょう。
IPAは、偽セキュリティ警告画面を閉じる方法として、キーボードのEscキーなどを使った操作を案内しています。
方法1.Escキーを長押しする
IPAが案内している基本的な方法は、キーボードの「Esc」キーを約3秒間長押しする操作です。
- キーボードの「Esc」キーを約3秒間長押しする
- 全画面表示が解除されるか確認する
- ブラウザーの右上に閉じるボタンが表示されたらクリックする
- 不審な警告画面を閉じる
全画面表示が解除されれば、通常のブラウザー画面に戻れる場合があります。
なお、ブラウザーや警告の表示方法によっては、この操作で解除できない場合もあります。
方法2.AltキーとF4キーでブラウザーを閉じる
Windowsでは、「Alt」キーを押しながら「F4」キーを押すことで、現在操作しているウィンドウを閉じることができます。
Microsoftも、偽のサポート警告などでブラウザーを閉じられない場合に、この操作を試す方法を案内しています。
- 「Alt」キーを押したままにする
- 「F4」キーを押す
- ブラウザーが閉じられるか確認する
ノートパソコンでは、機種によって「Fn」キーを併用する必要がある場合があります。
なお、現在操作している別のアプリが閉じられる場合もあるため、作業中のデータがある場合は注意しましょう。
方法3.Ctrl+Alt+Deleteで再起動する
Escキーなどで警告画面を閉じられない場合、IPAは「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのキーを同時に押し、表示された画面からパソコンを再起動する方法を案内しています。
- 「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのキーを同時に押す
- Windowsの画面が表示されるか確認する
- 電源メニューから「再起動」を選択する
- 再起動後、警告画面が消えたか確認する
再起動すると、保存していない作業内容が失われる場合があります。
また、再起動後にブラウザーが前回のページを復元しようとした場合は、不審な警告ページを再び開かないようにしましょう。
再起動しても警告が消えない場合は?
通常のブラウザー上に表示される偽警告とは異なり、不審なプログラムが実行され、パソコンの操作が妨げられるケースも確認されています。
IPAは2024年9月、画面全体に偽のメッセージが表示され、再起動しても操作できない状態が続く手口について注意喚起しました。
このようなケースでは、通常の偽警告と同じ方法で対処できるとは限りません。
不審なファイルを実行した覚えがある場合や、再起動後も操作できない状態が続く場合は、安易に警告画面の指示に従わず、信頼できる専門家やIPAの情報セキュリティ安心相談窓口などへ相談しましょう。
パソコンの警告音が鳴り続けるときは?
偽セキュリティ警告では、大きな警告音や音声を繰り返し再生する場合があります。
音が鳴り続けている場合は、まずパソコンの音量を下げるか、ミュートにしましょう。
IPAも、警告音やアナウンスが大きい場合は、音量を下げて落ち着いて対応するよう案内しています。
音量を下げても警告画面そのものが消えるわけではありませんが、落ち着いて操作するために役立ちます。
その後、Escキーやブラウザーを閉じる操作などを試してください。
ウイルス警告が何度も出る場合は?原因と対処法
警告画面を閉じても、パソコンの画面右下などにウイルス警告が繰り返し表示される場合があります。
この場合、Webブラウザーの「通知機能」が悪用されている可能性があります。
IPAは、ブラウザーを閉じても偽の警告通知が表示され続ける場合、通知の許可設定を見直すことで対処できると案内しています。
ブラウザーの通知機能とは?
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザーには、Webサイトからの通知をデスクトップに表示する機能があります。
正規のニュースサイトや各種サービスなどでも利用されている機能ですが、不審なサイトが通知の許可を求める場合があります。
利用者が通知を許可すると、サイトを閉じた後でも、不審な通知が繰り返し表示されることがあります。
Google Chromeで偽警告の通知を止める方法
Google Chromeでは、次の手順で通知の許可設定を確認できます。
- Chromeを開く
- 画面右上のメニューから「設定」を選択する
- 「プライバシーとセキュリティ」を開く
- 「サイトの設定」を選択する
- 「通知」を開く
- 通知を許可しているサイトの一覧を確認する
- 不審なサイトの通知をブロック、または許可設定を削除する
不審なサイトからの通知を停止することで、繰り返される偽警告が表示されなくなる場合があります。
ただし、設定項目の名称や表示場所は、ブラウザーのバージョンによって異なる場合があります。
Microsoft Edgeで偽警告の通知を止める方法
Microsoft Edgeでも、Webサイトごとの通知許可を管理できます。
「設定」の「プライバシー、検索、サービス」や「サイトのアクセス許可」などから、通知設定を確認できます。
通知を許可しているサイトを確認し、不審なサイトの通知をブロックしましょう。
Microsoftの公式サポートでも、Webサイトの通知を削除・ブロックする方法が案内されています。
通知設定を変更しても警告が続く場合
通知を止めても不審な警告が続く場合は、原因が別にある可能性があります。
例えば、不審なブラウザー拡張機能やソフトウェアなどが影響している場合も考えられます。
OSやブラウザーを更新し、正規のセキュリティ機能による検査を行いましょう。
また、原因がわからない場合は、パソコンのメーカーや信頼できるサポート窓口への相談を検討してください。
偽セキュリティ警告を消したら、ウイルス対策ソフトは必要?
典型的な偽セキュリティ警告がWebブラウザーに表示されただけであれば、そのことを理由に新しいセキュリティソフトを購入する必要はありません。
IPAも、偽警告が表示されたのみであれば、基本的には画面を閉じる対応で問題ないと説明しています。
ただし、警告画面の指示に従って不審なファイルを実行した場合や、遠隔操作ソフトをインストールした場合は、追加の対応が必要になることがあります。
また、正規のセキュリティソフトを利用している場合は、必要に応じて検査結果を確認しましょう。
警告画面を消す方法がわかっても、すでに画面に表示された電話番号へ連絡してしまった場合は対応が異なります。次のページでは、電話しただけの場合、遠隔操作された場合、料金を支払ってしまった場合に分けて対処法を解説します。
